料理の実演催事で講師を呼ぶ意味
私の仕事の中で「料理の実演」はとても多いです。
お店の売り場に立つこともあれば展示会場で「クッキングショー」の講師をさせていただくこともあります。商品は調味料、食材という場合もあるし単価が高い調理器具等の場合もあります。
商品によって伝えることはそれぞれ違いますが基本的には
・商品の良さを伝える
・その商品があることで生活にもたらす豊かさを伝える
・今お客様が不安に思っている(かもしれない)ことを払拭してあげる
この3つを意識しています。
商品を知り尽くしているメーカーの方が実演をすることも本当はとても効果があると思っています。
ですが催事のような1対多数のような場所では外部から料理の専門家を呼ぶことはとても大きい意味があります。
一言で言うと「褒め」「お客様の共感」の効果が大きいということです。
例えば催事ではこんなやり取りがあります。
企業「今回皆様のために外部の専門家の先生をお呼びしました」
講師「(実演して)これは○○なところが使いやすくてとても良いですね。」「ところでこの商品の電気代は高くはないのでしょうか?」
企業「(平均的な使用で)実は従来のものより10%電気代は抑えられるんです」
お客様に自社製品を使って料理の専門家の実演を愉しんでいただく(料理と知識のプレゼント、もてなし)と講師のユーザー目線での実感、褒めが伝わります。また会場のお客様と同じ疑問点を社外の講師が質問することで企業として強調して伝えることができます。
ステージイベントでは講師が1人で時間内お見せすることも多いですが、企業のスタッフが登場し宣伝ではなく、商品の特徴や質問への回答、開発秘話などを簡潔にお話しすることもお客様に実はとても喜んでもらえます。